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  • 執筆者の写真燐光 藤

第十七番井戸寺




八十八ヶ所17番札所

瑠璃山 真福院 井戸寺

「ルリサン シンプクイン イドジ」

元々は、瑠璃山妙照寺と言いまして、末寺を、十二坊持つ大規模な寺院でした。

御本尊は、七仏薬師如来様で、聖徳太子の作と言われております。弘仁6年にこの地を訪れたお大師さまは、この御本尊を是非にと拝みまして、その際身丈8尺余りの11面観音様十二神将様、四天王様、日光菩薩、月光菩薩刻んで安置されました。南北朝の時代に、細川頼之の戦乱で焼失しましたが、その子が再建しましたが、天正の兵火で、焼失、慶応年間に、蜂須賀公の援助を受けて再興されましたが、昭和43年に不慮の火災により本尊を残して全て燃えて無くなってしまいました。その3年後に、薬師瑠璃光如来を中心に日光菩薩、月光菩薩、四天王様、十二神将様を、安置しております。仕切りガラスや、戸越にしか拝観できないところが多いですがここでは間近に拝観させていた だけます。




ここのお寺の名前になっております面影の井戸は、お大師さまが、水不足に苦労していた、村人を憐れんで、ご自分の杖で一夜にして掘ったという、伝説の井戸です。

それではいつものように17番札所の前に立ち、お参りさせていただきますと、ご挨拶して大門をくぐらさせていただきます。

ここの大門は、四国霊場には珍しい朱塗りの門です。この武家造の門は蜂須賀公が、大谷別邸の門を移築したものでした。現在は、当時のものを再現されてつくられたものだそうです。

とても大きなお寺さんです。四国最大級と言われる仁王様が両側に立たれております。裏側には大きなワラジが飾られております。

いつものように鐘撞き堂にむかいます。ちょっと時代ものの鐘撞き堂ですので、コワゴワ鐘を撞きに向かいました。

鐘を撞き終わって次に向かいますがお寺が広く、建物が大きいので、建物を見ていると豪華絢爛で、お口がぽっかり開きます。

お大師様、弁財天様、本堂の所へ、いく途中に、沢山の神様仏様にお会いしてお参りして、行けます。大師堂は、160年前に建てられたと言われております。

面影の井戸は、お大師様がご自分の杖で一夜にして掘られた井戸と言われております。一夜にして杖の先から、水が湧き出たと伝えられております。

この井戸を覗き込んで自分の姿が映つれば、夢病息災ですが、もし映らなければ、3年以内に不幸が訪れると言われております。

あなたもためしてみてくださいね。ここの井戸のお水はお持ち帰りすることができます。

また、日限大師様がいらっしやって、お参りできます。石像のお大師様で水大師様ともよばれております。5日、7日とか日をきってお参りすると良いと言われております。

ご縁があってこちらにいらっしゃった方は、是非お参りしてみてくださいね。

大門に立ってお寺にお参りさせていただいたお礼を言いまして次に向かいましょう!

このお寺の周りで食べ物で有名なのが和田の屋の、400年の歴史のある「滝の焼き餅」が名物です。400年前の味がするかもしれませんよ!!滝と緑に、彩られた日本庭園を見ながらくつろいでから次に向かうのもいいと思います。



余談

徳島大学の近くにあたらしくオーブンした、お昼ご飯も食べれる民宿もあります。前もって予約電話してくだされば、すぐにお食事ができるようです。この辺で取れるお魚フライとか、鶏肉の大葉巻きとかがあるみたいです。お遍路の途中で、活用したらいいかもしれません。


愛媛県松山市立花の開運占いサラスヴァティ(sarasvati) 藤燐光

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