top of page
  • 執筆者の写真sarasvati1123

第九番十楽寺



四国9番札所

正覚山 菩提院法輪寺 「ショウカクザン ボダイイン ホウリンジ」、

このお寺は現在の場所から3キロ離れた谷間の地に、弘法大師によって創建されたという歴史を持ちます。「その頃の寺の名前は弘法大師が、白蛇を発見して、白蛇は仏使いということで、釈迦涅槃像刻んで御本尊としました。白蛇山法林寺という寺名長宗我部元親のによる兵火により焼失してしまいました。天宝年間(1644年から1648年間)現在の場所に、移して再建されました。

その当時の住職が、天法林で覚りを開いたことから現在の寺名になりました。安政6年に再び火災に遭い現在の堂宇は、明治になってから再建されたものです。

御本尊は、大涅槃釈迦如来様です。釈迦入滅の時の姿を表しております。そのお姿は、頭を北面西と言い、頭を北向きにして横たわっている。これは、北枕の語源になっているお姿です。自身の入滅をもってまた諸行無常よおしえを説いています。その教えは、三国を伝来して、ついには弘法大師に繋がる。(一切衆生に仏生あり)

我々は成仏することが可能です。

四国遍路とは、自身の持っている種に、水をあげる修行です。



 ここのお寺は田園に囲まれていて田中の法輪さんと呼ばれております。いつものように門の前でお参りさせていただきますと、言ってお寺の門を入ります。

四国霊場では、唯一の涅槃釈迦如来さまが、御本尊です、また、トイレの神様 烏枢沙摩明王様がいらして、寺宝として弘法大師の御衣を所有しております。

楽しみにしながら入っていきますと、鐘楼門をくぐって入っていくと、屋根が可愛い手水舎がありました。


鳥さんがいました、他であまり見かけません。

鐘楼門から、本堂までは、それほど距離もなく法輪寺は、コンパクトな境内で、お寺の段差も少なくフラット「タイラ」、です。本堂と大師堂は回廊でつながってます。本堂の中は、山盛りの草鞋でいっぱいです。

健脚祈願のお寺で有名ですから無理もありません。

ここにあるのは、すべて足腰が不自由な方や、歩いてお遍路するか方が奉納してるものです。

昔、お遍路をしていた足の不自由な方が、法輪寺の境内に入ると不思議と、足が軽くなり、杖なしで歩けるようになったという伝承があります。

それ以後法輪寺は、健脚祈願のお寺でとして信仰されてます。

本堂にある草鞋は、「足腰健康草鞋」と呼ばれ納経所で購入して奉納できますし持ち帰りもできます。

トイレにいらっしゃる、烏枢沙摩明王様のお札もこちらで購入できます。



本堂に、天女の彫刻があります。草鞋に圧倒されて、忘れがちですが。みてくださいね。

本堂には、大正9年5月11日に、銘があるお遍路さんが不治の病と言われてその病が治ったお礼に奉納された絵🖼もあります。

承知2年(835年)に入定した弘法大師大師は、今も高野山の奥の院から衆生に、救いの手を差しのべるために冥想に入られております。年に一度お衣替えという行事がありまして奉納されておりまして、高野山では、このお下がりを、切れ端として、御衣切として授与されております。法輪寺にある御衣は、明治15年「1882年」に、明治天皇から、下賜されたものです。

残念ながら現在では、一般公開はされておりません。

納経所に寺宝として写真があります。

本堂の柱にまた発見しました。鯉がいました。


鯉は鬼を食べてくれると言いますから!!?

ここに、いらしたのでしょうか?

本堂と大師堂の回路前には、延命地蔵様もいらっしゃいました。

延命地蔵様は、新しく生まれた子供をまもり、寿命をのばし、短命を防ぐ御利益があります。

お参りしてくださいね。

それでは、また、鐘楼門の前に立ちお参りさせていただいたお礼を言って次の10番札所に向かいたいと思います。



 愛媛県松山市立花の開運占いサラスヴァティ

(sarasvati)


閲覧数:101回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page