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  • 執筆者の写真sarasvati1123

御廟橋の秘密


橋には、36枚の橋板があり橋全体を一つと数えて、37樽の仏様を表しています。金剛界の、37尊様です。橋の下の川面に映る梵字です。「サンスクリット文字」。



御廟橋の、御廟とは、死者の霊を祀る場所とあります。通常ですと、墓と書くのですが、廟と書くのは偉業を成した方、天皇などの身分の高い方を祀った際に墓とは言わず御廟という様です。その前にかかる橋なので御廟橋と名づけられております。

橋を渡ってお大師様のところに行かれる方は、橋の手前で帽子(帽子)をぬいで必ず一礼してから橋を渡ってくださいね。

帰りも橋の手前までお大師様が送ってくださるので御廟に向かってもう一度一礼してくださいね。

御廟橋は、この橋は、読み方が三つぐらいあります。御廟橋ゴビョウバシ ミミョウバシ 無明橋「ムミョウバシ」とあります。36枚の板があり、橋全体を一つと数えて、両部曼荼羅の金剛界37尊の仏様の梵字が刻まれております。

御廟と呼ばれる理由や一つとして、大師の教えにある、即身成仏。人間は、生きながらにして仏になれる。肉体を維持する生命機能が停止しても、仏になれることに変わりがないことを意味しています。わかりやすく言うと死という概念が存在しないことを意味してます。

魂が永遠であるということです。肉体は、例えていえば、車に乗った人間でしょうか、輪廻転生で、車を乗り換えているんですね。

御廟は、どこにあるかといいますと灯籠堂の地下にあります。

地下には、御影と呼ばれるお大師様が書かれた額絵が飾られております。その額絵の後ろは、壁になっておりますが、その壁の向こう側に今もお大師様が座っていると言われております。

厳密には、燈篭堂の奥にお大師様が座られている御廟に、建物が存在してそちらにお大師様が座っておられます。

ただ、一般の方が燈篭堂までで、このお大師様にお会いできるわけがないと思われると思いますが、御廟まで行けて、お大師様が座する、地下室までいけます。

残念ながら今らコロナ感染予防のため地下室には入れません。

コロナ終息までしばらく我慢して下さね。



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(SARASVATI )

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